異業者間両建て(アービトラージ)

異業者間両建て(アービトラージ)

異業者間両建てとはA社とB社の金利差を利用して為替変動のリスクを抑え、差益を得る方法です。
参考例(15年1月10日現在、A社>ライブスター証券、B社>DMMFX)
A社> B社>

A社>豪ドル円買いスワップ +83円(1万通貨証拠金3.9万円)
B社>豪ドル円売りスワップ -65円(1万通貨証拠金3.9万円)

差益>+18円×365日=年間6570円


為替変動での差益
現在、豪ドル円は96円です。これが1円変動すると…
97円>A社+1万円、B社-1万円=差益0円
95円>A社-1万円、B社+1万円=差益0円
両社の合計では基本的には為替差益は発生しません。


コスト
A社>スプレッド3.2銭
B社>スプレッド0.7銭
合計1万通貨390円必要です。


リスク
両社の口座を維持する必要があります。
片方の口座が維持出来なくなると売り買いどちらかになり為替変動リスクが発生するからです。

FXには追証、ロスカット制度があります。
A社で朝、口座残高が3.9万円を下回っていると次の日の朝までに解消出来ないと強制決済。当日中でも9750円を下回ると強制決済。
B社で朝、口座残高が3.9万円を下回っていると次の日の朝までに解消出来ないと強制決済。当日中でも19500円を下回ると強制決済。
(A社のロスカット値証拠金の25%、B社のロスカット値証拠金の50%)
入金はクイック入金で即時対応できますが、出金は3営業日以内なので増えている口座から減っている口座に資金を移動しようとしても間に合わない場合もあるので余剰金が必要となります。


リスク低減の為に。
スワップ付与タイミングの差を利用します。
A社>通常1日分、休日前の金曜日の持ち越し分に土日合わせて3日分。
B社>通常1日分、休日2営業日前の水曜日の持ち越し分に土日合わせて3日分。
木曜日の営業中にA社で買い、B社で売ります。
そうするとA社木1日金3日、B社木1日金1日と83円×2日分多目に開始出来ます。

元日休みの連休を加味すると4日分多めに開始出来ました。(14年12月30日開始例)
差分>31日1日分、2日1日分、5日2日分。

A社>31日1日分、2日1日分、5日3日分。
ASYA.jpg
B社>31日0日分、2日0日分、5日1日分。
BSYA.jpg
逆に決済時に木金の場合、2日分多く支払う事になりますが、決済日が月火水は+4日、木金でも+2日の買いだけのスワップ付与のリードで始められるのは大きいです。

連休を利用して開始時にほぼスプレッド分有利に始められれば大きいですよね。
証拠金が足りなくなれば即決済出来るので多目にポジションを取っても、木金以外なら決済すれば良いだけなのでリスクが下がります。
追証が発生しても金曜日なら強制決済さえされなければ月曜日まで待って決済すれば良いのでリスクは減ります。
祝日は元日だけでは無いので、年数回の連休時に開始するのがポイントです。


実際の運用、利回りはどうなのか。
ポートフォリオを組んでいる方なら問題は少ないです。
為替口座と入出金用銀行口座にポートフォリオの現金の部分を入れて口座を維持すれば良いだけですから。
この場合、ポートフォリオのFX部分の利回りは7~8%程度になるでしょう。
(7.8万円で6570円の利回りより小さいのは年数回スワップ差が縮まる事が有るからです。口座間での逆転は昨年は無かったですし、縮まる期間も長くて半月程度を考えれば良いでしょう。)

ポートフォリオを考えずに全金融資産で考えると、1万通貨あたり証拠金+3万円も両方の為替口座に入れておき入出金用銀行口座にも3万円程度必要でしょう。
これで追証枠の利用も考えながら両口座の資金移動を行います。
どうしても間に合わない場合は開始時に有利に始めているのですからポジションを1万通貨づつ減らして行く事も考慮しましょう。
その場合は全体で3%程度の利回りになるでしょう。

ただし余剰金が少ない場合、数十年に一度のリスクは発生します。
リーマンショックやサブプライム問題の様な長期に渡る衝撃はそこまでの問題は無いのですが、9.11の様な瞬間的衝撃の時にスプレッドが極端に広がる場合があります。
当時のネット上ではNZドル円で2.5円程度、豪ドル円でも1円以上スプレッドが広がった会社があったと話題になりました。
強制決済された方向にトレンドは向かっているのですから残った口座が利益を出す可能性も高いですが、逆方向にも振れてしまう事も考えるとスプレッドが広くても決済せざる得ません。
この様な事は近年20年程度では9.11だけですが、数年分の利益が飛ぶ可能性も有るので開始後2~3年で9.11の様な瞬間的衝撃があった場合、マイナスも有り得る覚悟は必要でしょう。


いつ始めるべきか。
当然連休前ですが、土日連休から大型連休まで様々です。(豪日どちらかでも祝日ならB社の連休は増えます。)
基本的には今週の連休からで良いと思います。
差益は18円、連休1日のプラスが83円なのでその差は1週間で埋まります。
口座の維持がギリギリになるほど一気には始められませんが、少し余裕を持って始め2週に1度1万通貨増やして理想の数まで持って行くのが良いでしょう。
ちなみに両社でスワップに差が大きいのには理由があります。
A社の売りがスワップの高さであり、B社の売りがスプレッドの狭さと営業方針の違いから出る差なのです。
スワップの高さが売りの会社は直感的に分かるでしょうが、スプレッドの狭さが売りの会社で何故スワップが低くなるかと言うと…
プラススワップ持ちに大目に払う必要は無い。>短期取引目的の客層なのでスプレッドが狭い事が第一でありスワップを極限まで下げても問題無い。
マイナススワップ持ちはそもそも低い方が良い。>短期取引目的の客層なので、万が一持ち越してもマイナススワップは低い方が喜ぶし、そもそもプラスが低いのでそれを超える事は無い。

もっと利益を出すのには。
法人口座で証拠金の効率を上げる。
証拠金が数千円で1万通貨が保持出来ますので利回りは上がります。
余剰資金移動が間に合わなければ、ポジション調整で減量、大型連休で限界まで増量、これを上手に繰り返せば最大の利回りを得られます。

海外業者も利用して穴を見つける。
海外業者では中には年単位でしかスワップポイントを更新しない業者もあります。
その中で美味しい組み合わせを探すのも有でしょう。
(その業者が一般に知れ渡ると対応されてしまいますので、もしブロガーが知っていても言えないケースになるのでご自分で比較サイトなども利用しながら探す事になります。)
口座開設ボーナスで入金額が倍になる業者も有ります。
その中で少しでも金利差がある業者を探すのも有でしょう。
イスラム圏では金利を取る考えが無いので売りをイスラム圏で行うのも有でしょう。

但し、リスクも考えて下さい。
取引額に対して出金額の制限、本店に行かないと出金不可、イスラム教の信者でないと出金不可、破綻時の保証なし、海外入出金手数料等々…
海外業者では日本では有り得ないリスクも考える必用まで出てきますから。


最後に。
この運用は両社の口座が維持され続ける事が前提の運用です。
そのリスクを低減する為にコスト分がすぐに回収できる連休開始を前提としています。
リスクとしてスプレッドの広がり、決済時期(木金等)により開始時の差が縮まる日も有ります。
利回りを増やす毎にリスクは大きくなり、利回りを減らせばリスクは小さくなります。
開始後数年間に世界大戦等の瞬間的な大異変が起きればマイナスも有り得ます。
豪日が絡む戦争、クーデター等が起きれば、FX通貨ペアとしての一時的取引停止、数日後の強制解約等もリスクとしては有り得ます。
A社> B社>
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